アクリル画の乾燥時間との上手な付き合い方!

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アクリル絵具は便利だけど、乾燥時間や使い方に注意が必要!

アクリル絵具は早く乾く特性があって、とても人気のある画材です。

でも、その乾燥の仕方や使う時の注意点を知っておくと、もっと上手に使えます。

この記事を読むと、アクリル絵具の乾燥時間や色の変化、そして使う際のコツがわかります。

アクリルの乾燥早すぎ!

と感じている皆さん、わかります。

何か、助けになれる一文があるかもしれません。

お読みいただけたら嬉しいです🤲

アクリル絵具の乾燥時間

まずアクリル絵具の乾燥は、大きく分けて2段階あります。

  1. 表面が乾くまで:薄く塗ると、数分で乾き始めます。これは「第一次乾燥」と呼ばれます。
  2. 完全に乾くまで:しっかり乾くには、だいたい24時間かかります。これを「最終乾燥」と言います。

早く乾くのは便利ですが、注意も必要です。例えば、乾ききる前に他の絵具を重ねると、下の色がはがれたり、混ざったりすることがあります。

ただ、体感的に、1日2日だと、たまに下の絵具が剥がれてしまうことがあります。

個人的には、上からシャバシャバな絵具で塗る時などは、24時間でもちょっと怖いので3日くらい置いてから絵具を重ねるようにしています。

乾燥すると色が変わる!?

さらに、アクリル絵具は濡れているときと乾いたときで色味が変わることがあります。

濡れているときは色が鮮やかに見えますが、乾くと少し暗くなる傾向があります。

この特性を理解して、仕上がりをイメージしながら作業する癖をつけると、目的の色を表現しやすくなると思います。

グラデーションも工夫が必要

さらに、アクリル絵具でグラデーションを作るのは少し難しいのです😵

乾燥が早いため、色同士をなじませる時間が短くなるからです。

そのため、例えば、乾くのが遅くなるリターダーというメディウムを使ったり、水で薄めて塗ることで、作業時間を延ばしながら調整するなどの工夫が必要になります。

乾燥時間を考えた工夫が大事

乾燥についてはちょっと考えなくてはならないことが多いアクリル絵具ですが

そこは、もう慣れて付き合っていくしかない部分だと僕は思っています。

正直、それ以上に素敵なところあたくさんあるので

乾燥とさえうまく付き合えれば、怖いもの無し!な絵具だと思うからです。

ということで、僕なりにアクリル絵具の乾燥に関係した気をつけているポイントを4つご紹介します!

1.グラデーションは重ねてOK

アクリルのグラデーションは正直一度でうまくいかないことの方が多いです。グラデーションを作るときは、一度塗ってから乾燥させて、さらに塗る、というように色を重ねて調整することで、滑らかな仕上がりが得られます。

2.リターダーを使う

リターダーというメディウムを加えることで、乾燥を遅らせて作業時間を伸ばせます。使い方は、絵の具に混ぜるだけ。これで乾きにくい絵具が完成です。すごい!

3.乾燥したときの色を把握しておく

濡れているときと乾燥後で色味が変わるので、仕上がりをイメージしながら塗ることが大切です。ぼくは、大事な部分は乾燥させて色を確かめてから塗ってます。ミスが許されない部分ってありますよね。。。🤔

4.水多めで重ねるときは3日待つ

水で薄めた絵具を使う場合、乾燥時間が長くなるので、しっかり乾かしてから次の色を重ねましょう。焦って剥がれると絵が台無しになってしまうことが多いものです。だいたい、締め切り前日とかにやるんですよね。。日程には余裕を持って!

これを意識しておくと、かなり乾燥と上手く付き合っていけるんじゃないかなぁと思います。

乾燥とは、うまく付き合っていこう。

アクリル絵具の乾燥の早さはメリットでありデメリット。

乾燥の特性をよく理解して、工夫しながら使うことで、もっと素敵な作品が作れるようになります。

「早く乾く」という特徴を活かして、時には乾燥をコントロールして、自分だけの色や表現を楽しんでみましょう!

それでは、素敵な制作ライフを!

画家
TAKUYA YONEZAWA

【復習】今日ご紹介した画材

乾燥を遅くすることができるよ!めっちゃ便利!

薄塗りでグラデーションを作るならこれも使える!

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