鉛筆といえば、小学校で必ず使ったことがある非常に馴染み深い道具ですよね。
そんな鉛筆ですが、美術においては、デッサンを行ったり、アイデアスケッチをしたり、下描きに使用したり、さまざまな場面で活用されることが多い画材でもあります。
そんな鉛筆、実はデッサンや美術でよく用いられているメーカーがあるということをご存知でしょうか?
デッサンにおすすめの鉛筆メーカーはこの2つ!

こんにちは!画家のTAKUYA YONEZAWAです。
今日はデッサンに使用する鉛筆についてお話しします。
今回ご紹介するデッサンに適した鉛筆。それは
「三菱鉛筆 ハイユニ」
と
「ステッドラー(STAEDTLER) 鉛筆 マルス ルモグラフ」
です。
デッサンの鉛筆どうしよう!?と迷ったら、まずこの2種類のどちらかを揃えておけば間違いありません。
プロの画家に愛用者が多く、美術大学を目指す予備校生の大半が使っている、非常に信頼のおけるブランドです。(ぼくも、愛用しています。)
おえかきすずめプロ用って響きがいい…!
他の鉛筆と何が違うの?


もちろん、その他の鉛筆も十分使えます。ホームセンターや100円ショップなどで売っているものももちろん使うことができます。
では、実際どんな部分が違うかというと、使われている芯の粒子にムラが少なく、きめ細かく上質なものが使われているということです。
値段の安い鉛筆を使った時、鉛筆で文字や絵を書いていると芯がカリカリと引っかかって描きにくかったり、紙に跡がついてしまったというような経験がある方がいるかもしれません。
これは鉛筆の粒子や質が均一でないために、起こります。
今回紹介するハイユニとステッドラーの2種類は、こういったことがかなり少ない上質な鉛筆と言えます。
その分値段も高くはなりますが、色をのせた感じとか、鉛筆を走らせた時の感覚、ぼかした時の仕上がりなどは、安定感があると感じます。
あとは、やっぱり、やるからには専門的なものを使いたいじゃないですか…!
(形から入るのは、ぼくはすごく大事だと思っています)
それぞれの鉛筆について解説をしていきます。
日本製のスタンダード「ハイユニ」
まずは三菱鉛筆の「ハイユニ」です。 こちらは良い意味で「非常に平均的で使いやすい」鉛筆です。
芯の粒子が均一なので塗りやすく、色は完全なモノクロに近い印象。硬さも10Bから10Hまで揃っているので、真っ黒からかなり薄い表現まで幅広いトーンを作ることが可能です。日本製というのも素敵。
見た目がスタンダードな「ユニ」とすごく似ていますが、ハイユニはお尻の部分に「金色の点」がついているのが特徴です。買うときは間違えないようにチェックしてみてください。
硬質でクールな印象の「ステッドラー」
一方、「ステッドラー」はドイツ製の鉛筆です。
もともと製図用に使われていたこともあり、ハイユニと比較すると少し描き味が硬めなのが特徴です。
体感としては、ハイユニのHBがステッドラーのHくらいの硬さに感じるかもしれません。(ここは個人差があると思います。)
鉛筆の種類は12Bから10Hまであります。
ちなみに12Bはめちゃめちゃ濃くてほぼ木炭なんじゃないかというくらい芯が黒くて太いです。機会があればぜひ使ってみてください!びっくりすると思います 笑
また、塗り重ねていくと少しだけ青みがかって見えるとも言われます。これも個人差がある部分ですが、個人的には少し硬質でクールな印象に仕上がるイメージがあります。
お値段はハイユニよりも少し高い印象です。
併用してそれぞれの良さを活かす
もちろん、これら2つの鉛筆は併用も可能です。 僕が美術予備校にいた頃の先輩方も、みなさん併用されていました。
例えば、濃く柔らかな表現にはハイユニを使い、ちょっと硬い質感を表現する場合はステッドラーを使うなど、それぞれの特徴をうまく活用されていた記憶があります。
ハイユニとステッドラー、どっちがいいの?


どちらがいいかという優劣は、この2つに関しては非常につけにくいです。どちらもとても質の高い鉛筆だからです。
なので、どちらが自分好みかは、実際に使いながら考えてみてください。
最初はどちらかひとつを選んで買ってみましょう。続けていくと、「もう一方の描き味、気になるわ。。」という興味が抑えられなくなって、多分買っちゃいます。笑
そうなったら、ぜひ両方使ってみて、自分好みの鉛筆や使い分けを見つけてみてください。こういう自分好みのカスタマイズが、制作の醍醐味ですから。
鉛筆は何本必要?大切なのは色幅を揃えること


もしこれからデッサンを本格的にやっていくのであれば、まずはこの2つのうちのどちらかを揃えてみるのがおすすめです。
その上で大切なことは、濃淡の幅が出せるように、様々な硬度を揃えることです。
HB1本だとどうしても表現できる色幅が狭くなってしまいますので、少なくとも4Bから4Hくらいまでの9本程度の濃さを揃えるのがおすすめです。
もしできるなら、それぞれのメーカーで全色セットが販売されているので、それを購入してみるのがいいと思います。
同じ鉛筆ですが、濃さが全然違うし、描ける表現力も変わってくるので、ぼく個人としては非常におすすめです。


ちなみにこれは、フォロワーさまにプレゼントしていただいた、鉛筆セットです。使いやすくて超おすすめです。(ぼくはハイユニ派だったりします。)
描いてみてね!



今回のまとめだよ!
本日はデッサン用の鉛筆2選をご紹介しました。鉛筆デッサンをする時、どの鉛筆を買えばいいか迷ったら、ひとまず
ハイユニか
ステッドラー
で、間違いないです。おそらくこの2種類は画材店に行けば、実際にその目で見て選ぶことができると思います。
インターネット上でもいろんなサイトで流通しているものになりますので、ぜひデッサンを始めるときはこちらを選んでみてください✨
また今後は練り消しであったり、鉛筆削りなどの記事も公開していこうと思っておりますので、更新を楽しみにしていただけたら嬉しいです。
本日もお読みいただきありがとうございました。
それでは、素敵な制作ライフを!
画家
TAKUYA YONEZAWA
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