その名もベトンペースト

めっちゃ面白い画材買った



何!?



知りたい?



知りたい



塗るとコンクリートになる。



スッゲェ!
新しい画材に目がない私、今回も面白そうなものを見つけたので買っちゃいました。
今日ご紹介するのは
塗るとコンクリートみたいになるペースト
その名も
ベトンペースト!
なんだか呪文みたいな名前ですね…🤔
今日はこちらの画材について、自分なりに使用感をレビューしていきたいと思います。



まず、これを使うとね。



ドキドキ



こんな感じになるのよ。





スッゲェ!
見た目


赤いキャップにグレーの中身
コントラストが素敵です✨
容量は250ml
中身


なんか、もうコンクリート!
ペーストは結構硬め。
モデリングペーストに細かく均一な砂を混ぜたような感じです。
パレットで混ぜるとジャリジャリです。
プラスチックのパレットだと傷ついちゃうと思います。
使うなら、紙パレットがいいでしょう。
使用感
早速塗ってみたいと思います。
今回はコンクリートっぽい質感を作ってみます。
用意したのは9cmのテストピース
まずは大きなヘラで、なめらかに塗っていきます!


これが結構むずい!(要練習です!)
何度も表面を撫でて、なめらかになるように表面を整えました✨


よりコンクリっぽく見えるようにちょっと小細工▼


溝とか、コンクリによくある丸い部分をつけて・・
これで下準備は完了!
この段階で1日乾燥させました。
<POINT!>
厚めに塗ったアクリル絵具を加工する時は、最低でも1日、しっかりと乾燥させたい場合は3日ほど待つと、中の水分が飛んで、研磨などがしやすくなります。
乾燥完了!
ちょっと照りを出したかったのでヤスリ(#1000)をかけて、、


じゃーん!すでにコンクリっぽい!


あとは、汚したり陰影をつけたりして、、、
完成!


加工のポイントは下記に具体例を載せておきます


めちゃめちゃリアルなコンクリート風の画面ができました!
すごいぞベトンペースト!
今回使ってみて感じたポイントは・・・▼
魅力的な点
・コンクリート感が簡単に出せる!
・ちょうどいい粒子感
・下地として魅力的
・コンクリート以外にも使えそう!
自分が感じた課題
・使い所が限られるかも
・平滑に塗るのはむずかしい!
率直な感想は、使い所が結構難しい。
正直コンクリートっぽい質感を絵の中に取り入れることって、あまりないかも?
とは感じました。
ただ、下地としてはすごく魅力的な素材だと思います!
このペースト、多分、使用で一番難しいのは平滑に塗ることです。
ペーストなので、どうしても波打ったり、凹凸ができたりしやすいので、もし平滑に塗りたいならかなり工夫が必要だと感じました。
自分は9cm角のテストパネルを均一に塗るのに大きなコテのようなものを使っています。
通常のペインティングナイフでは、凹凸ができてしまうと思います。
広い面積を均一に塗るなら、大きなヘラで一気に塗る。もしくは、水で薄めて、刷毛で何度も塗り重ねるのも有効かもしれません。(すいません、試してないです🙏)
まとめ
本日は塗るコンクリートのような画材
「ベトンペースト」をご紹介していきました。
今までになかった素材感
「コンクリートを絵具で」という視点がとても面白い画材だと思いました!
使い方次第で、色々な可能性のある素材だと思います。
是非、有効に活用してみてください!
ちなみに、併用するならアクリル絵具がおすすめです。
色を混ぜると、色付きのコンクリートも作れますよー!
絵具のおすすめはこちら▼


それでは、素敵な制作ライフを!
TAKUYA YONEZAWA